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書評『ハッタリの流儀』要約・レビュー (著者:堀江貴文)

ハッタリが、ソーシャル時代新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法になるとホリエモンこと、堀江貴文さんは、「ハッタリの流儀」で言い切っている。

「ハッタリ」が「影響力」や「信用」につながるとは、一体どういうことなのか?

ハッタリと聞いて、なにを思うだろうか?

それ以前に「ハッタリ」を正確に説明できるだろうか?

「ハッタリ」に良い悪い、影響や信用は関係あるのでしょうか?

「多動力」の続編のような印象です。「多動力」要約 著:堀江貴文 感想まとめ

内容もおもしろいが、この本の巻末には「価格自由」のURLがついています。

「価格自由」とは、書籍の価格以上の価値を見出したら、さらに追加で支払いが出来る仕組みです。

「ハッタリの流儀」から学んだことを記しておきます。この記事は個人の感想であり、本書の内容と同じではありません。

ハッタリの流儀 要約

第1章
労働オワコン時代
 
第2章
ボケの時代
第3章
プレゼン術より、ハッタリ力
第4章
ハッタリ人間が捨てるべき三つのもの

ハッタリをかます為に、必要な心構えが3つ書かれています。

第5章
ハッタリの後始末

ハッタリが現実にすることが重要で、ハッタリをハッタリのまま終わらせない。

第6章
それでもハッタリをかませない良い人な君へ
第7章
「努力」という最大のカラクリ

ハッタリを現実のものにするためには、圧倒的な努力が必要。

その努力をするために、ハッタリをカマスのもありです。

ハッタリの流儀 書評・レビュー

ハッタリという言葉の意味を調べると・・・
  1. わずかなことを大げさに言ったり、ありもしない物事をあるようにみせて他人を圧倒しようとすること。またそういう言動。
  2. おどして金品を強奪すること。

ハッタリは、わずかなことを大げさに言う

ハッタリの流儀を読みながら、自分が新規事業を立ち上げた時のことを思い出していました。

お客様からの要望に対して、出来るかできないかわからないけど、とりあえず、出来ると答えてしまう。

チャレンジしてみて、できたら、ラッキー!できなかったら、謝る。怒られる。

でも、出来ると言わなければ、チャレンジすることもできなかったから、できない理由を知ることもできなかった。

ある意味、この「できます!」という回答はハッタリだった。

ホリエモンがオン・ザ・エッヂを立ち上げた時のエピソードでも、同じようなことをしています。

あのサイバーエージェントの藤田さんも「渋谷ではたらく社長の告白」の中で、同じようなハッタリをかましているエピソードがあります。

ホリエモンと藤田晋さんの二人に憧れて、本を良く読んでいたから、僕の場合は、マネをしただけですけど、チャンスを掴むためには、最初はハッタリが必要です。

できない人には、任せたくないですよね。失敗したくないから、できれば、出来ると言い切る人に任せたい。なんでもそうだと思います。

そうすると実績がないと何もできなくなってしまう。

最初の実績すら作れないです。とにかく、やります!できます!で試行錯誤して前に進んで行くことが大切。

その意味で、自分の実力や会社の実力がまだ小さくても、大きく見せるハッタリは必要です。

ハッタリは、ありもしない物事をあるようにみせる。

ハッタリと夢を語ることは、すごく近い。

ほぼイコール、いや、ニアリーイコール。

この、有りもしない物事をあるように見せるという意味では、ハッタリとホラ吹きも近い意味になります。

ハッタリも、夢も、ホラ吹きも、「今ないもの」をさもあるかのように話し、周りを巻き込んでいきます。

一般人は夢、ホリエモンはハッタリ、孫正義はホラ吹きと、言葉は違いますが、使っている意味合いは同じように思います。

夢、ハッタリ、ホラ吹きの違いは、受け取られ方だと思います。

夢は誰もがまだないことを知っている。

ハッタリと、ホラ吹きは、自分ではまだありもしないことを知っているが、周りにはすでにあるように錯覚させています。

夢は、叶わなくても、文句は言われません。最初からないことがわかっているからです。

ハッタリとホラ吹きは、実現しなかったら、文句をいわれたりすることもあります。

だから、ハッタリやホラ吹きは、自分が嘘つきにならない為に、必死で努力してつじつまをあわせようと必死で、動き回ります。

それに共感して、人やお金が集まって、ハッタリやホラが現実になります。その時に、周りからの目線は完全に変わります。

「夢を叶えたすごい人だ!」

ハッタリも、ホラ吹きも夢を語っているだけで、なにも変わりないと言えます。

ハッタリとホラ吹きは、自分を追い詰める

夢は叶わなくても、誰も文句はいいません。自分自信も叶うといいな。程度の人も多いです。夢はどちらかというと、他力本願な要素もあります。

でも、ハッタリとホラ吹きは、自分が実現できないと、あとで、マイナスの評価が下ることになります。

つまり、他力本願な要素はかいむ、自分でなんとかするしかないから、必死で努力行動する。これが夢とハッタリとホラ吹きの違いです。

ハッタリは、努力の源

ハッタリは、良い循環サイクルをもたらします。

ハッタリは、最高の成長機会になる

STEP.1
ハッタリをかます
出来るかどうかわからないけど、とりあえず出来る!やる!と言ってしまう。
STEP.2
努力する
ハッタリを、現実にするために、ひたすら努力する
STEP.3
ハッタリを実現する
努力した結果、ハッタリがハッタリではなくなり、現実となる。

STEP1の時は、ハッタリでしかなかったことが、STEP3になると現実になり、実績に変わります。次のハッタリは、もっと難易度の高いことになっていき、成長が加速していきます。

また、実績がつくことで、優位な立場になることができます。それはチャンスを多く引き寄せる事に繋がります。

ハッタリが、失敗したらどうなるのか?

もし、ハッタリをかまして、さんざん努力したけど、実現できなかった時はどうなるでしょうか?

なぜできなかったのか、なにをどうすれば、実現できたのか?を学ぶことになります。

確かに周りからは、ハッタリかましやがってと文句を言われるかもしれませんが、学んだ結果、次は実現出来る!という自信を持てたなら、それでいいです。

失敗した原因がわかった以上、同じタイプの失敗はしないので、成功の確率はあがります。次は実現できる確率があがります。

つまり、失敗しても、努力は無にならず、自分の成長に繋がり、蓄積されているのです。

ハッタリをかます、心構え

ハッタリをでかくする 3つのポイント

ハッタリをかますには、心構えが必要です。ハッタリを現実にする!という心構えです。

現実にする気がないと努力がないので、ハッタリを言い続けていることは詐欺になってしまいます。

心構えという書き方をしましたが、ホリエモンが書籍の中で、ハッタリを現実にするためにいくつかポイントをあげています。

世間一般の常識を一切捨てることだ。

ハッタリの流儀 P111 より引用

親の教えを捨てろ

ハッタリの流儀 P115より引用

プライドを捨てろ

ハッタリの流儀 P120より引用

上記の3つのポイントがハッタリをかます時のポイントです。どうせハッタリをかますなら、でかいハッタリの方が人も、金も集まりやすい。

でかいハッタリをかます為には、一般常識・古い価値観・プライドが邪魔になるということです。

ハッタリを実現する ポイント

やりながら学べ

ハッタリの流儀 P128より引用

パクって
パクって
パクりまくる

ハッタリの流儀 P134より引用

オリジナリティは想像力

ハッタリの流儀 P140より引用

ハッタリを実現するための、ポイントは他にも、ホリエモンは言っているが、とにかく努力量が必要であることは間違いない。

ハッタリをかますための、心構えも書いてある。

ハッタリの流儀 まとめ

自分が努力することから逃げられない環境を作るために、ハッタリをかませ!とホリエモンから、激励されている感覚になった。

読書を終えた瞬間に頭に浮かんでいる言葉は、「努力」と「覚悟」でした。ホリエモンは自分のエピソードも交えながら、累計の努力量を積み上げることがないのに、楽になることを求めることはできない。

ハッタリをかまして、逃げ道をなくし、徹底的に努力をする。そして、夢をかなえよう!そう言っているように聞こえた。

ここに書いていることは、ごく一部で他にもたくさんのエピソードやポイントがありますので、夢を叶えたい方は、ぜひ読んでみてください。

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