学びを最大化したい!人にはどうしても気になるタイトルですよね。
ご存知かもしれませんが、「アウトプット大全」もあります。樺沢紫苑さんは精神科医でもあるので、脳や心理学に基づく、論理的な内容で40万部を超える大ヒットになりました。書評『学びを結果に変えるアウトプット大全』要約・レビュー (著者:樺沢紫苑/精神科医)
その続編となるのが、本書「インプット大全」です。
インプットの97%は無駄?という衝撃的なデータから始まります。インプットがあって初めてアウトプットができる。
インプット以上のアウトプットはできません。では、どうすれば、効率よく良質なインプットができるのでしょうか?
それが本書には詰まっていました。
アウトプットも効率化したい人にオススメの1冊
書評『学びを結果に変えるアウトプット大全』要約・レビュー (著者:樺沢紫苑/精神科医)書評『学びを結果に変えるアウトプット大全』要約・レビュー (著者:樺沢紫苑/精神科医)
アウトプットとインプットを最大限に上げて、生産性を上げたい人にオススメ↓
書評『知的生産術』要約・レビュー (著者:出口治明)書評『知的生産術』要約・レビュー (著者:出口治明)
観察力や洞察力をつけたいという人には、抽象化がわかりやすく書かれた↓
書評『メモの魔力』要約・レビュー (著者:前田裕二) わかりやすく例えて解説 第1章書評『メモの魔力』要約・レビュー (著者:前田裕二) わかりやすく例えて解説 第1章
インプットの方法を実践するための1冊として、感情が揺さぶられる1冊↓
書評『心。人生を意のままにする力』要約・レビュー (著者:稲盛和夫)書評『心。人生を意のままにする力』要約・レビュー (著者:稲盛和夫)
今、求められているアウトプットの形が知りたい方には↓
書評『ニュータイプの時代』要約・レビュー (著者:山口周)書評『ニュータイプの時代』要約・レビュー (著者:山口周)
目次
学び効率が最大化するインプット大全 要約
アウトプット大全が、白地に青文字でしたので、色が逆転してます。

CHAPTER1から始まりCHAPTER7で構成されています。
- インプットの基本法則
- 科学的に記憶に残る本の読み方
- 学びの理解が深まる話の聞き方
- すべてを自己成長に変えるものの見方
- 最短で最大効率のインターネット活用術
- あらゆる能力を引き出す最強の学び方
- インプット力を飛躍させる方法<応用編>
特に気になるところは、CHAPTER4とCHAPTER5、6も気になりますし、7もです。とたくさん気になってしまいます。
学び効率が最大化するインプット大全 各章の概要
各章に個人的な解釈として概要を入れていきます。

アプトプットすることを前提として、インプットをすることにより質を高められる。
目的のあるインプットにすることが、重要。インプットによって感情が動いたものは記憶に定着しやすい。

本の読み方について書かれているが、本を誰かに紹介するつもりで読むことや、本が最初の学びであり誰かに教わる前の予習でもある。
僕は「小説=ドラマ」と思っているので、「小説=娯楽」なイメージなのですが、樺沢さんも同じようです。そしてそれは、感情を揺さぶるので良質なインプットになる。
最後に電子書籍と紙の本のメリット・デメリットが書かれています。

最前列で、前を向いて、目的をもって、質問をすることを前提に、メモしながら聞くことでインプットの質が向上します。
オーディオブックや、音楽や、英語についても「聞く」という観点から解説されています。

観察力の鍛え方です。なぜ?を突き詰める。とあります。これは、前田裕二さんの書評『メモの魔力』要約・レビュー (著者:前田裕二) わかりやすく例えて解説 第1章の考え方と似ています。
さすが、精神科医!です。観察力という抽象的で説明しにくいスキルについて非常にわかりやすく解説をしてくれています。
テレビ、美術鑑賞、最後には「見ない」ことにまで触れています。

インターネットになると、もちろん検索や、閲覧に関するテクニック的なところもあるのですが、それよりも他の媒体とのバランスを考えることが書かれています。
本、テレビ、インターネットのバランス。あとは情報の見極めです。

個人的にはこのCHAPTERが一番好きでした。学ぶことが人にあうことであり、それが能力を引き出すということだったからです。
人でなくても、リアルに触れる見る行く、聞くという「経験」によるインプットの重要性が書かれていました。

インプットしたものをいかに、脳内にとどめておくか。その最適な方法が紹介されています。
学び効率が最大化するインプット大全 書評 レビュー

カバーを外しても青でした。アウトプット大全はカバーを外しても白でしたので、同じ仕様になっています。
アウトプットの目的がないとインプットの意味が薄れる

この本で一貫して伝えられているメッセージの一つは、間違いないく、「アウトプットありきのインプットをすること」でした。
「インプットとアウトプットは表裏一体」という表現も出てきますが、まさにそうだと思います。
学生の時に、日頃の授業で読む教科書の読み方と、テスト前に読む読み方では全然違います。
社外の研修でも、社内に戻ってから、報告のためにプレゼンをしなければいけない時は、真剣に聞きます。
スポンジやスポイドと同じで、入った量や質以上に出すことはできない。だから、出す量よりも質を重視して入れる量を調整することで質の良い情報をインプットし続けることができる。
それが良質なアウトプットになるということです。
感情や感覚が一番インプットされる?

本書の中で、主にCHAPTER6に書かれていることになりますが、リアルに経験することが効率がよいそうです。
元マクドナルドのCMOの足立光さんは、毎日ランチも夜も違う人を会うようにしているそうです。
それだけインプットが充実しているから、すごいアウトプットができるのか!と納得感があります。足立さんの書籍は、2019年版【マーケティング入門】マーケティング初心者の必読本3選【おすすめTOP3】で紹介しています。2019年版【マーケティング入門】マーケティング初心者の必読本3選【おすすめTOP3】
旅行も同じです。覚えてない本はたくさんありますが、覚えてない旅行は少ないです、何かしら覚えてますよね。
何日の旅行でも1つか2つは覚えているものです。それだけ体験することには大きなインプットの効果があるということですね。
このことは、書評『知的生産術』要約・レビュー (著者:出口治明)で出口さんがおしゃっていることと重なります。旅・本・人が成長させると。
学び効率が最大化するインプット大全 ちょっと立ち読み
ページ数は268で、すぐに読めてしまいます。アウトプット大全を読んだことがある方は、同じくらいの分量です。
それに書き方も同じで、細かく分かれています。1つのCHAPTERが10個程度の項目で出来ているので、スキマ時間でも読みやすい本です。
「多動力」のような、最近の堀江さんの本に近い読みやすさかもしれません。書評『多動力』要約・レビュー (著者:堀江貴文) その1書評『多動力』要約・レビュー (著者:堀江貴文) その1




「限られた時間で良質な学びを手に入れる」いい言葉ですね。
人生は限られていますから、有効に時間は使いたいですよね。


学び効率が最大化するインプット大全 まとめ

情報過多の時代に、取捨選択することは求められていますが、それ以前に効率よくインプットすることができていないのではないでしょうか?
その疑問に、自信を持って「効率よくインプット出来てます!」と言えない人は読むとすごくスッキリします。
そして、アウトプットの質があがると思います。何より、アウトプットを意識して生活を送ることになるので、インプットの質、量ともに増大します。
インプットを効率化したい人だけでなく、アウトプットの質を上げたい人にもおすすめの1冊です。
ちょっと疲れたので、漫画でも読もうかなと思った方にオススメをまとめました。↓ビジネスに役立つおすすめ漫画9選
忙しくて本を読む時間が取れない人のための本の要約サービスflierはおすすめです。
flier公式サイトアウトプットも効率化したい人にオススメの1冊
書評『学びを結果に変えるアウトプット大全』要約・レビュー (著者:樺沢紫苑/精神科医)書評『学びを結果に変えるアウトプット大全』要約・レビュー (著者:樺沢紫苑/精神科医)
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書評『メモの魔力』要約・レビュー (著者:前田裕二) わかりやすく例えて解説 第1章書評『メモの魔力』要約・レビュー (著者:前田裕二) わかりやすく例えて解説 第1章
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