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書評『多動力』要約・レビュー (著者:堀江貴文) その3

跳ねる男性

堀江貴文氏がホリエモンであり、あらゆるプロジェクトを行える答えが「多動力」この言葉に凝縮されている。
この本の編集もまた、箕輪厚介氏なのだ。

その1、その2はこちら

第6章 世界最速仕事術

すべての仕事はスマホでできる

仕事の速さはリズムで決まる

ヒマな人ほど返信が遅く忙しい人ほど返信が速い

刑務所にいても一度もメルマガを遅らせなかった秘訣

1晩10軒以上ハシゴしろ

仕事の質は睡眠で決まる

さよならストレス

多動力 著:堀江貴文

すべての仕事はスマホでできる

生産性を上げることを考えて、惰性や慣習でやっていることが本当に必要で、手段として考え方として正しいのか?

仕事の速さはリズムで決まる

仕事の「リズム」がわからない場合は、「中断されない」ことからはじめると「リズム」がつかめるようになる。話しかけられてしまう人は、話しかけていいですよ時間を決めてしまって、その時間に集中して話し掛けれもらおう。

ヒマな人ほど返信が遅く忙しい人ほど返信が速い

仕事に優先順位をつける。それができてないと仕事が遅くなる。その通りだが、前年ながら優先順位をつけることに時間がかかっている人も多いだろう。

その自覚があるなら、優先順位をつけるのをやめて、何でもいいから、一つ一つの業務を早く終わらせるために何か工夫できる余地があるか?を考えてから取り組もう。それもわからないなら、今まで通りやって、帰り道や風呂に入っている時でも、どこに時間がかかっていたのかを考えてみればいい。

工夫を思いついたら必ずメモして、次同じことをする時に必ず使おう。

刑務所にいても一度もメルマガを遅らせなかった秘訣

継続するためには、気合い根性はいらない。自然に続けられる環境ややり方、ルールを決めて守ればいい。そのルールややり方に気合と根性を入れてはいけない。

1晩10軒以上ハシゴしろ

生活の密度を上げて、多くのことを経験していくことが成功につながる。他の人と同じ常識に縛られていては周りと同じままだ。

仕事の質は睡眠で決まる

睡眠をきちんととることが、パフォーマンスを高い状態を維持できる。睡眠時間を削って、集中できない状態で仕事をするくらいなら、寝て、スッキリした状態で仕事をした方が圧倒的に集中できる。

ダラダラと眠り続けようと言っているわけではなく、パフォーマンスが高い状態を維持できる睡眠時間を確保しよう。

さよならストレス

過剰に心配したり、人の言葉で感情を動かされてしまっていないだろうか?感情が大きく動きすぎることはストレスになる。できるだけストレスを溜めないために、その感情を吐き出してしまおう。それが無理なら、そんな感情や心配は捨ててしまえばいい。

その心配や感情を捨てたところで誰も困らない、あなたにメリットがあるだけだ。感情に振り回されるのではなく、感情をコントロールしよう。

第6章まとめ

常識や慣習が現代において、必要で効率的とは限らない、「対面で会うことの礼儀」と「相手の時間を奪わない」ことは現代では後者の方が圧倒的に価値が高い。

逆にそう言う価値観の人と付き合うことを考えた方がよい。人生は有限であり、集中力は消耗品だ。もっと大切に効果的に使うことを考えよう。

第7章 最強メンタルの育て方

恥をかいた分だけ自由になれる

小利口はバカに勝てない

多動力 著:堀江貴文

恥をかいた分だけ自由になれる

人は記憶よりも、印象に影響される。直近に感じた感情の方が強いインパクトを持つ。あなたが、恥をかいたとしても、その後成功すれば、「あいつは恥ずかしいやつだ」と思う人は少なくなるし、”思い出”のエピソードでしかない。

「バカ」「無知」「世間知らず」「常識がない」と思われることを嫌がっている場合じゃない。もしそう思っているのであれば、それを事実として受け止めて、そこから成長すること選択していこう。

小利口はバカに勝てない

「失敗する覚悟」があれば、興味のあることには何でも挑戦できる。失敗しないために必死に努力できる。失敗するかしないかなんてやってみないとわからない。「絶対成功させてやる!」と思って取り組めば、周りを巻き込んで成功確率がどんどん上がる。

その思いが強ければ強いほど、多くの人を巻き込むことができる。とにかく勇気を出してやってみよう。

第8章 人生に目的なんていらない

永遠の3歳児たれ

資産が人を駄目にする

ハワイに別荘なんてもつな

人生に目的なんてない

多動力 著:堀江貴文

永遠の3歳児たれ

興味を持ったもの、やりたいと思ったことはとりあえず、やってみればいい。新しいものに触れ、学び続けよう。

資産が人を駄目にする

資産を持っているとそれを活用しようとか、守りたい、失いたくないと言う感情が生まれる。それが攻める「多動力」を抑制してしまう。資産は持たない方がいい。持ったとしても、ないものと思って「多動力」を発揮するのだ。

ハワイに別荘なんてもつな

持ちたくても持てないが、そもそも持ちたいと思わず、ハワイの別荘に何回も行くくらいなら、まだ行った事がない世界を見に行こう。

人生に目的なんてない

今!興味のある事に集中するから、未来の自分なんて想像できるわけがない。目的を持って生きる人もいる。この先の変化が大きな時代に目的に固執することだけが、素晴らしい価値観ではない。

常に自分を成長させ、興味ももち、没頭できるものに時間を使っていこう。

第8章まとめ

自分で興味あることに手を出さない決断をしてしまっている事実に気付こう。守りに入る要素があるのなら、それを捨てよう。

同じことをなん度も経験するよりも、新しい経験を求めよう。

今、没頭できることを大切にしよう。

本書の所感

多くの方がこの本に影響されて、人生の転機と思えるような決断をしているかもしれない。

生産性を上げる。ストレスをなくす。自分の時間を大切にする。ワクワクすることに時間を使う。完璧主義である必要はない。

都合よく解釈する事ができるメッセージが多い。ただ、なにもなに人がいきなりそれをやろうと言うメッセージではない。

少なくとも1万時間を3つのことに没頭してやり、自分の価値を上げ、肩書きを持って「自由に仕事を選ぶ」事ができるようになる事が前提だ。

そのメッセージを無視して都合の良いところだけを実行して、現実から逃げる選択を正当化することを促しているわけではない。

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