堀江貴文氏がホリエモンであり、あらゆるプロジェクトを行える答えが「多動力」この言葉に凝縮されている。
この本の編集もまた、箕輪厚介氏なのだ。
その1はこちら
目次
第4章 「自分の時間」を取り戻そう
経費精算を自分でやるサラリーマンは出世しない
電話をかけてくる人間とは仕事をするな
大事な会議でスマホをいじる勇気をもて
おかしなヤツとは距離を取る
仕事を選ぶ勇気
「君の名は。」がヒットした理由
多動力 著:堀江貴文
誰がやっても結果が変わらないことに時間を使うのはもったいない。つまらないことをやめて、ワクワクすることの時間を増やそう。
メールやLINEがある時代に、時間を共有する必要がある情報がどれほどあるのか?ほとんどの場合、メールやLINEで連絡が完了する時代。電話は時間を共有しなければいけない、しかも、電話を受ける側は時間を選べない。
本来、時間を共有する必要がない内容で、電話をしてくる人は相手の時間に対する配慮が足りない人。自分の時間を奪う人とは距離をおこう。
日本企業だけなのかわからないが、必要のない会議が多いのは事実だ。偉い人が会議をすると参加者がやたら多い。人数が多すぎて積極的な発言が控えられてしまう。
人数の話はここでは触れられていない。会議の中で、自分と関係ない話題や時間が発生することはある。特にマネジメントレイヤーになると余計に増える。
スマホはさすがに勇気がいるという人は、PCで全然関係ないことを調べたりしてもいい。とにかく、自分に有意義な時間で24時間を埋め尽くそう。
電話もそうだが、他にも無意味なことで拘束する人とは距離をおこう。例えば、ランチや飲み会、つまない会社の愚痴や前向きな意見、議論がない場所や時間はない方がいい、その時間をワクワクすることに使おう
「嫌なら辞める」とあるが、早とちりしてはいけない、「嫌なら辞める」ができるようになってからの話だ。
サラリーマンでまだそこまで行き着いていない人もいる。そういう人に一つコツがある。無駄だ自分の時間じゃないと思うことは忘れたふりをするか、最速で雑でもなんでも一瞬で終わらせてしまうのだ。とにかく自分の時間を無駄に使わないようにしよう。
飽きさせない工夫やテクニックが散りばめられている。全く気づかなかったが、それもまた「時間感覚」を持つ新海監督ならではのことなのだろう。ストーリーだけでなく、感じる時間にも最善が尽くされていた。
自分の時間を取り戻すために、何が無駄な時間で削減すべき時間なのかを教えてくれている章だ。
多動の源泉となる、堀江貴文氏の時間感覚が書かれている。自分に有益なワクワクすることに時間を置き換えていこう。
第5章 自分の分身に働かせる裏技
自分の分身に仕事をさせる技術
教養なき者は奴隷になる
知らないことは「恥」ではない
なぜ、デキる人は「質問力」が高いのか
99%の会議はいらない
多動力 著:堀江貴文
自分にしかできないことに時間を使い、発言も、アイデアも自分にしか発信できない、オリジナリティやクリエイティブさを発揮すれば、それが濃い「原液」となる。
「原液」を作る人と「薄める」人がいる。自分が「原液」になれば、「薄めたい」人が自分の分身となり拡散していく。
具体的な事象を「抽象化」して、そのことが示す「本質」を理解することが「教養」である。「教養」がないとつまり本質を理解できていないと、表面的な事象に左右されてしまう「奴隷」になる
この変化の激しい時代には本質を見抜き、「教養」を身につけ、「原液」になることが必要だ。
知らないことがバレるとバカと思われるとかいう発想?プライド?は捨てて、聞いたり、調べよう。聞いたこと、調べたことを理解できるようになるためには基礎教養を身につける必要がある。
答えは簡単だ。本質を見ているから、聞きたいことが明確だ。だから、回答する側も答えやすいのだ。
会議をしてると仕事している気分になる。忙しい振りになっていないか?会議を有意義なものにするための3つのポイントはぜひ、本書で確認してほしい。
メッセージが一見、一貫性がないように感じるかもしれない。
×具体的な事象に惑わされる側
○物事の本質を見抜く側
後者になるためには、教養が必要だ。物事の本質はどこにあり、発言の意図は何か?を考えそこに気づける人間になり、自分も本質を発信する側にならないといけない。
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