SHOWROOM株式会社 代表取締役 前田裕二氏
幻冬舎とNews&Picksによって立ち上がったNews&PicksBookの編集長であり、箕輪編集室、幻冬舎の編集者でもある、箕輪厚介氏
「人生の勝算」のコンビが、新たな勝算をもとに発売されのが「メモの魔力」です。
第3章と第4章はこれまでの章よりも、著者である前田裕二氏が「メモ」を実際にどう活用するのがいいのか?を具体的に説明してくれています。
前田さん自身の体験や方法を一人でも多くの人に届け、幸せになる人が増えてほしいと想っていることがビンビン伝わってきます。
メモを使って、自己分析をする。その自己分析から、夢をみつけて、実現のために行動をしよう!という熱いメッセージが書かれています。
この3章と4章は、就活や転職活動では必須になる”自分の軸”。
その”自分の軸”を見つけるためにも、非常に有益な情報がたくさんつまっています。
書評『メモの魔力』要約・レビュー (著者:前田裕二) わかりやすく例えて解説 第1章 書評『メモの魔力』要約・レビュー (著者:前田裕二) わかりやすく例えて解説 第2章 書評『メモの魔力』要約・レビュー (著者:前田裕二) わかりやすく例えて解説 その3 書評『メモの魔力』要約・レビュー(著者:前田裕二) わかりやすく例えて解説 その4第3章 メモで自分を知る
個の時代においては「オタク」が最強
人生の軸を見つける
メモの魔力 著:前田裕二
個の時代においては「オタク」が最強!
変化の激しい時代において、なにかに詳しく、情熱を持って行動している人=オタクと捉えると意味がわかりやすいかもしれない。結局、人を動かすのは感情でしかない。その感情を動かせる人が最強という意味です。
オタクに感情をうごかされる?
スティーブ・ジョブズもコンピューターオタクの一人です。ただのオタクではなく、コンピューターに独自の視点を付け加えたiphoneが生まれました。
この本の編集者の箕輪厚介さんは、本のオタクの一人です。
ただのオタクではなく、30分で読める本という独自の視点を付け加えたNewsPicksBooksが売れています。
世の中の創業社長の多くはオタク+独自の視点を付け加えた人が多いです。
それが商品として形にされているのか?サービスとして実体験できるのか?ノウハウとして公開されているのか?セミナーなのか?と形は様々です。
オタク+独自の視点を持つ個人が他人の感情を動かすことができます。
人生の軸を見つける
徹底的に自己分析を行うことで、自分の軸、人生の軸を見つけることができます。
本書のこの部分では、前田さん自身がどのように自己分析をして、人生の軸を見つけたのかが、前田さんのこれまでの経験を交えながら書かれています。
様々な経験をたくさんすることと、それに対する自分の感情や反応を言語化して抽象化していくことで自分を理解することができます。
風船が一つあります。これに空気をどれくらい入れれば破裂するか?は膨らます前からわからないです。
実際に膨らましてみて、そろそろ破裂しそう。と気づきます。
そこから縮めて、また同じだけ空気を入れてみると、今度はもう少し入りそうだなとなります。
風船のゴムが伸びてゆるむからです。
空気を経験、風船を自分の許容量と考えてみてください。
自分の可能性もどれだけ伸びるのかは、経験してみないとわからないです。
だから、たくさんの経験を意図的にしていきましょう。
ある高層ビルの真正面にたっているとします。正面からは正面の幅の大きさしかわかりません。
正面から見ているとビルの幅以外の情報はほとんどわからないです。
高さも、奥行きも、何階建てなのかも、ワンフロアに入っているテナントの数も、エレベーターが何基あるのかも、わからないです。
でも、横に回ったら、奥行きがわかり、中に入れば、エレベーターの数やワンフロアに入っているテナントの数もわかります。
エレベーターに乗れば、高さもわかります。
見る場所が変えれば、わかる情報が変わります。
たくさんの経験を一つの視点だけでなく、違う視点でみる(抽象化や転用)することで、経験を活かすことができます。
たくさんの経験をして、その経験をあらゆる視点から捉えて抽象化していくことで、自分をより理解することができます。
他人の経験も、抽象化して捉えれば、まるで自分が経験したような感覚になることもできます。
第3章 感想 まとめ
メモを使って、経験を抽象化することで、自己理解が深まります。
だから、たくさんの経験をして、それを抽象化して、ストックして、転換して他に使える状態にしておくことが重要です。
自分をよく知り、自分の判断に迷わず、自信を持っている状態にたどり着き、より高い次元で喜びや幸せを掴み取っていく行動を促すメッセージを感じました。
行動しないと、自分を理解することも、自分の軸を見つけることもできないから、行動が必要です。
第4章 メモで夢をかなえる
流れ星を見た一瞬ですら、瞬間的に言葉が出てくるくらいの強烈な夢への想いをもっているから
考え得るすべての夢を書き出してみる
メモの魔力 著:前田裕二
この章は、ここまでに説明されてきた抽象化と転用を活用して夢を叶えるための考え方が凝縮されています。
そもそも夢がないという方にも、メッセージが込められていて、胸が熱くなる章でした。
夢を言語化することで、”想い”が強くなっていく、それを何度もいろんな人に伝えることで、どんどん強くなっていきます。
それに対して具体的に自分が進んでいる過程が見える状態にしておかないと、進んでいる実感がなく、行動を継続できなくなってしまいます。
日本では、学校で6年間英語を勉強しますが、英語が話せる人は少ないです。
これは、人は、「やりたいこと」と「やらないといけないこと」はやりますが、「やったほうがいいこと」はやらないです。
英語を話せた方がいいと思っている人は多いですが、その中で話せる人は少ないです。
日頃の生活で英語が必要にならないと勉強しないです。
夢を叶えるためには、「やったほうがいいこと」をやり続けることになります。
その為に自分にルールを決めてまもることで夢に近づいていきます。
第4章 感想 まとめ
夢を見つけ、夢を言語化し、夢に優先順位をつけて、夢を叶えるための具体的な行動(転用)をしていくことがメモの「魔力」ということなのだと思います。
緊急ではないが、重要なことを行う時間をきちんと確保したいと思います。
人に伝える、言語化する中で、自然と活用されている部分が多いことにも注視してもらいたいです。
ちょっと疲れたので、漫画でも読もうかなと思った方にオススメをまとめました。↓
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