20代の転職は絶対に失敗したくない!それは皆が思っている事だと思います。
そして、絶対に失敗しない方がよいことも間違いありません。
僕は今まで100人以上は面接をしてきていますが、「転職で失敗するな」と思う人はすぐに分かってしまいます。
20代という貴重な時間をどういった環境で過ごすかが、将来を決めると言っても過言ではありません。
失敗と成功の違いはほんの小さな差です。その差は情報です。
転職のことを知っている知らないかの違いです。正しい情報や知識をもつことで誰でも、失敗しない転職ができると思います。
20代の求職者を面接するときは以下の5つの質問が聞かれることが多いので、しっかり対策をしていきましょう。
ポイントは「前向き」「明るい」「向上心」です。
転職の面接では、必ず聞かれる質問があります。
「前職を退職した理由はなんですか?」
この質問にスラスラと、答えられない人は、1アウトを食らってしまいます。
企業が採用したいのは、前向きで明るい向上心がある人です。これはもう殆ど鉄板です。コレにもっと積極性やら、チャレンジ精神やらを追加することもありますが、基本は3つです。「前向き」「明るい」「向上心」
逆に採用したくない人は「ネガティブ」「暗い」「現状維持」です。この3つのどれか一つでも当てはまると、その人の魅力は一気に薄れてしまいます。
それが一番わかりやすくでるのが、「退職理由」を聞いた時の回答です。
回答が以下のような人はまず厳しいです。
- 退職理由が前職への愚痴
- 本人の考え方の問題で、どの職場でも起こることが理由
- 前職をやめれば解決できると思い込んでいる
こういう方は、印象が悪いです。退職理由を考える時には、転職エージェントにアドバイスをもらうことをオススメします。
どんなに後ろ向きな理由で辞めようとしていても、前向きに話すコツを彼らは知っています、そういう意味ではサポートがあつい【転職が不安な人にオススメ】就活だけじゃない転職もマイナビ!がオススメです。
退職理由と、志望動機は必ず聞かれるポイントだと思います。絶対に用意シておきましょう。
ここでも、退職理由と同様に「前向き」「明るい」「向上心」理由でなければいけません。
志望動機で失敗する人は、こんな感じです。
- 志望動機を聞いてるのに、前職の愚痴を言い出す
- 業界の知識がなさすぎて、検討違いのことを言う
- 前職で叶わなかった事を全て、新しい会社に求めている
このような回答になっていないかをチェックしてください。
特に1番目と3番目は会話の中でやってしまう人が非常に多いです。こちらも誘導しているのですが、まんまとその罠にかかってしまう人が多いです。
そんなことにごまかされないように、注意してください。思わず出てしまうと失敗してしまいますよ。
もし、今あまりやる気が出ないのであれば、モチベーションに繋がる言葉!やる気にさせる心理学!アルフレッドアドラーの36の名言!【モチベーション】で元気を出してください。
20代の転職では、ほとんどの場合、「将来的にどうなりたいですか?」という長期的なキャリア形成に関する質問も、必ずついてきます。
これにも「前向き」「明るい」「向上心」を忘れずに回答しなければいけません。ここは具体的過ぎない程度がいいです。
- 長期的と聞いているのに、来年はとか言い出す。
- 全く考えてないことがバレバレのリアクションをとる
- その場で考え出す
長期的なキャリアのビジョンが最悪なくてもいいんです。でも、無理矢理なんか答えようとする人がいて、その場で適当に言っていることがバレちゃいます。
まだないならまだないでいいです。「考えていますが、まだ見つからないので、それを見つけるために、今できることを一所懸命積み重ねていきたいです。」とかで充分なんです。
長期的に年収を上げていきたいと思っている人は年収を3倍に上げた僕が教える・年収2倍はだれでもできる!給料があがる社員の心得5ヶ条!を意識してみてください。
希望年収や、スキルの話になった時に、こんな質問をする会社もあります。
僕はほぼ全員に聞いていました「この会社に入って、どんな貢献ができると思いますか?」
これを聞く理由は、志望動機にブレがないかどうかです。
志望動機を適当に考えてきた人は、自分が受け取る事しか考えていないので、自分が会社に与える、貢献する考えがなく、志望動機とここが一貫性がないケースが多いです。
前職の愚痴を言ってしまう人も多いですね。
「前職ではこれこれこういうことが邪魔して貢献できなかったですから、今度はそういうのがないので、貢献できます!」みたいなことです。
前職で邪魔があったかどうかは聞いてませんよ!と思いながら、人や環境のせいにしてしまう傾向がある人なんだな。
と思われてしまいます。
自分の強みや才能がイマイチわからないという人には、才能の見つけ方!徹底的な自己分析で、自分の強み・隠れた才能を見つけよう!がオススメです。
求人表に書いている項目の休日や残業、社員の平均退社時間など聞いてしまいがちですが、前職がブラック企業でとても大変な思いをした!ということある人は質問した方がいいです。
そうじゃない人で気になるのであれば、クチコミサイトとエージェントを使って確認しましょう。クチコミ最大手のOPENWORKについては社員クチコミ図書館ってなに?OpenWorkはVokersから、なにが変わったのか?に書いてあります。
面接官は役職者が多いです。自分の成長の為に会社で働いているという感覚の人も居ますので、この質問は「あまり働きたくないです=前向きでも向上心もありません」に捉えられる可能性が高いです。
マイナスに受け取られる可能性がある質問は、やめましょう!
もし質問に困ったら、こんな質問は印象がいいです。
「御社ではなにか独自(ユニークな)の人事制度やルールなどありますか?あったら教えてください」
これは印象がいいです。なぜなら、会社側にPRする時間を与える質問になっているからです。もっと会社のことを知りたい!というアピールにもなります。
質問に困ったら、この質問もOKです。
企業の口コミサイトも見ておいた方がよいので、【比較】企業『口コミサイト』5つを比較!転職面接前にチェック!ご覧ください。
【比較】企業『口コミサイト』5つを比較!転職面接前にチェック!
一番不合格にした理由で、多かったのが、これだと思います。
退職理由・志望動機・長期的キャリア・会社への貢献や質問で回答している内容に矛盾があるケースです。
準備してきた質問は、「前向き」「明るい」「向上心」な回答ができるのですが、それ以外は全く、そんな感じが出てない。むしろ、「ネガティブ」「暗い」「現状維持」な発言が多いと不合格まっしぐらになってしまいます。
面接の中で、自分が発言していることに矛盾がないようにしてください。発言に一貫性をもたせるように意識しましょう。
「前向き」「明るい」「向上心」です。
質問ごとにコロコロとスタンスが変わるようでは、取り繕ってきたことがバレバレになってしまいます。
転職サイトに登録はしたけど、転職エージェントに会いに行っていない人は失敗しやすいです。
上記の質問への回答が用意できていないケースも多いですし、一貫性に欠ける人が多かったと思います。
客観的に自分のキャリアを見て、評価・アドバイスシてくれる人の存在は非常に大きいです。転職エージェントに会うと企業を紹介されて、絶対にそこにいかなければ行けないと思っている人もいるようですが、全くそんな事ありません。
面談して企業を紹介してもらって、紹介された企業が気に入らなければ、別の企業を紹介してくれます。断って全く問題ありません。
いくつも登録するのは、申し訳ない気がする。これも全く気にする必要はありません。今の時代、複数のサービスを利用していることが、当然ですので、気にする必要はありません。
20代の初めての転職で失敗しない転職サービスの選び方【キャリア・転職】も参考にエージェントを有効に使ってみましょう。この記事には入れてませんが、リクルートとdodaは全世代対応なので、登録をオススメします。
他の転職サイトも検討している方は、転職サイトはどこがいい?転職サイトの特徴をまとめて比較!全27サイトも参考にしてみてください。
【比較】転職サイトはどこがいい?転職サイトの特徴をまとめて比較!全27サイト
実際に僕が転職で本当に使ってよかった、おすすめの5社・転職サイトと転職エージェントをご紹介していますのでご覧ください。
転職で本当に使ってよかった、おすすめの5社・転職サイトと転職エージェント
転職エージェント経由の面接を辞退できるの?と不安に思う人に【面接辞退】転職エージェントには電話?メール?当日でもOK?で詳しく書いてます。
【面接辞退】転職エージェントには電話?メール?当日でもOK?
20代の転職は失敗しないことも大切ですが、転職をした!という自分の選択を、正解にする!成功に繋げる!という気持ちが何よりも大切です。
20代は今できることよりも、未来にできることを増やすことを優先して転職先を選ぶのがよいと思います。