年収が高い求人を専門的に扱うサービスも増えてきている。知名度ナンバーワンはテレビCMでもおなじみ「BizReach」
他にもいくつか類似しているサービスがあることはあまり知られていないので、この記事では高年収を対象としているサービスに絞って、僕自身の実体験も交えながら紹介していきます。
実際に僕が転職で本当に使ってよかった、おすすめの5社・転職サイトと転職エージェントにもビズリーチを選んでいます。
他の転職サイトも検討している方は、転職サイトはどこがいい?転職サイトの特徴をまとめて比較!全27サイトも参考にしてみてください。

目次
ビズリーチの特徴
公式サイト:https://www.bizreach.jp
ハイクラスの転職サービスは非公開の情報が多いです。その理由は採用する側の企業が採用する理由を、会社内や競合に知られたくないという事も理由の一つにあります。
例えば、自分の上司のポジションが募集で出されていることを知ったら、どう思いますか?昇進するのかな?異動するのかな?退職するのかな?自分は昇進できないのかな?といろいろな憶測をしてしまいますよね。
それはあまり良いことではありません。浮足立つのと、上司からの指示の受け止め方が軽くなってしまったりします。
さらに、競合他社に知られた場合、引き抜きのオファーをその上司にすることもでき、より良い条件を提示することができれば、ノウハウを取り込むことができます。
なので、ハイクラスであればあるほど、社名非公開や、求人自体が非公開だったりします。
高年収の定義は?いくらから高年収?
ビズリーチに登録したことがある方はご存知だと思いますが、「現在の年収」の選択肢が以下の選択肢
- 500万未満
- 500万〜600万
- 600万〜750万
- 750万〜1,000万
- 1,000万〜1,250万
- 1,250万〜1,500万
- 1,500万〜2,000万
- 2,000万〜3,000万
- 3,000万〜5,000万
- 5,000万以上
500万以下でも登録はできますが、この選択肢の通り、500万で最低ラインになります。最高は5,000万以上という未知過ぎる領域・・・・
ハイクラスの転職をするためには、年収500万が参加条件になります。選択肢は500万未満もありますが、500万未満だとあまり相手にされません。ビズリーチはCMでもうたっているように、即戦力!がほしい企業が多く、実績ありきです。
実績=会社で一定の評価をされている=年収500万以上
自分で実績があると思っていても、会社に評価されて年収という客観的な指標になっていないと社会では評価されないというメッセージでもあると思います。
実際に500万未満で登録してみるとよく分かりますが、スカウトがあまり来ないです。年収を500万を越えてから利用するのがよいと思います。もちろん高年収になるためにどういったスキルや実績が必要かを確認しておくことは重要ですので、そういった意味で求人の応募条件を見ておくことはオススメします。
ビズリーチは有料サービス?無料で使う方法
業界初の求職者がお金を払うサービスで話題になりました。年収が500万以上で本格的に転職を検討されているのであれば、有料会員になることをオススメしますが、実は無料でも利用できます。
期間限定で無料で利用することができます。有料サービスとほぼ同じサービスが利用できます。職務経歴書が審査で承認されていることが条件になります。僕も何度か利用していますが、職務経歴書の審査がNGになることはなかったです。
これは憶測ですが、年収要件を満たしていれば、審査はそれほど厳しくない印象です。
有料会員をプレミアムステージ、無料会員をスタンダートステージといいます。無料会員が制限されているのは以下3点です。
有料会員=プレミアム 無料会員=スタンダード会員 なにが違うの?
- 求人の企業名がわからない
- ヘッドハンターや企業からのスカウトが一部見れない
- 応募できる求人が少ない
有料会員になれば、3つの制限が解除されます、それに加えて「ヘッドハンターへの相談」も可能になります。
料金はタレント会員2,980円/30日、ハイクラス会員4,980円/30日です。優良で非公開の求人が多いですし、この金額を惜しんでより年収の高い求人に出会う機会を減らすのはもったいないと思います。
一度無料で登録してみて、どういった求人があるのかを探してみてから有料に切り替えるといいです。
非公開求人や社名が見れることも大きなメリットの一つです。
スカウトの種類
ビズリーチをオススメする2つ理由
ヘッドハンターと出会える!
一つ目の理由は、ヘッドハンターとの出会いが大きいです。ビズリーチを通して30歳の前半に2名のヘッドハンターと出会いましたが、時折、こんな求人興味ありますか?というような打診をもらえたり、一回話だけでも聞いて欲しいと電話がかかってきたりすることがあります。
オファーがあった一例
上場企業の営業責任者ポジション
外資系企業の日本進出の立ち上げ責任者
メリットとリスクを比較して、結局、転職はしませんでしたが、そういったオファーが来るのはヘッドハンターが独自に持っている求人もあります。
転職エージェント経由の面接を辞退できるの?と不安に思う人に【面接辞退】転職エージェントには電話?メール?当日でもOK?で詳しく書いてます。

転職エージェントからメールの連絡がこない、返信が遅いようなことがあれば、7つの原因と対策を読んで対策してください。

企業から直接オファーがある!
二つ目の理由は、企業からの直接スカウトが来ることです。自分のスキルのどこに興味を持ってくれているのか、そこに対する価値はいくらくらいなのか?がダイレクトにわかります。
労働市場でもとめられているスキルと、自分のスキルがマッチしているのかシていないのか?そのスキルの価値は高いのか低いのか?業界による違いは?などリアルにわかります。
リアルに知りたいので、会いに行ったり、電話で話したりしていました。自分のスキルアップにもつながるので、オススメです。
まとめ
ビズリーチを使うことで良い転職ができる!という訳ではないですが、その可能性は高いと思います。求人のレベルもそうですが、採用担当者やヘッドハンターのレベルも高いからです。
採用担当者も幹部候補ではなく、幹部として迎え入れようとしていますし、ヘッドハンターは有能な方が多いです。
ただし、スカウトの内容の見極めや、採用担当者、ヘッドハンターを選ぶ判断能力を持っていないと、混乱してしまいます。スカウトに浮かれて現実を見ていなかったり、誰にでも送付している内容を自分だけに送付してくれていると思い込んだりしてしまいます。
年収がある程度高い事はそういった判断能力も高い事でもあると思いますので、大丈夫だと思いますが、気をつけていただいたいポイントでもあります。

