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ベンチャー企業に転職する際の注意点。元ベンチャー幹部が教えます

ベンチャー企業に転職だ!

ベンチャー企業への転職は不安が大きく、気をつけなければいけない点がいくつかありますので、それをお伝えしたいと思います。

WEB系のベンチャーでは、事業責任者として採用面接もよくやっていました。社員の入れ替えが激しいベンチャーで長めに在籍していたので、活躍する人、しない人、向いてない人はわかっています。

メガベンチャーとWEB系のベンチャーを経験し、ベンチャー界隈に知り合いも多いです。僕の経歴にご興味がある方はプロフィールをご覧ください。

そもそもですが、ベンチャーという言葉の定義はかなり曖昧で、立ち上げたばかりの小さな会社から、上場してるベンチャー企業もあります。

この記事では、ベンチャーの定義から、ベンチャーに転職する時に注意すべきポイントと注意しなくていいポイントを説明していきます。

ベンチャー企業の定義は?

ベンチャー企業の定義は?ベンチャー企業の定義の違い

ベンチャー企業とは、革新的なアイデアや技術をもとにして、新しいサービスやビジネスを展開する企業を意味します。規模としては、小規模から中規模であることがほとんどです。「新興企業」という意味でもこの呼び方が使われます。

出典:BOXIL

革新的なアイデアや技術がもとになっている事が条件?

他にもこんなものがありますwikipediaの定義は

ベンチャーとは、企業として新規の事業へ取り組むことをいう。このような事業をベンチャービジネス(英:Venture Business)という。事業は新規に起業したベンチャー企業によって行われるものを指すことが多いが、既存の企業が新たに事業に取り組む場合も含む。

出典:wikipedia

新規の事業に取り組んでいればいいの?

「新しい」が一つのキーワードです。

それ以外の定義は結局あいまいです。SimpleWorkの定義を決めてしまいます。

ベンチャー企業の定義は3つ

ベンチャー企業の定義は3つベンチャーの反対語は「老舗」だと思います。それを踏まえて3つの条件がベンチャーであるこ定義とします。

  1. 創業からの年数が20年以内
  2. 新規事業を立ち上げている(革新的な新しいものでもOK)
  3. 高成長(前年比で120%以上の伸長)

この3つを条件とします。数字は適当ですが、比較的広義に捉えるとこういうイメージになると思います。

創業から間もないから、新しい事業を拡大している最中なので、高成長できている。とも言えますし、高成長するために、新規事業を積極的に立ち上げているとも言えます。

つまり、新しくやったことがないことにチャレンジして、早いスピードで成長している若い会社ということになります。

ベンチャー企業に転職する時に注意するポイント

注意点-3ベンチャー企業の定義を「新規事業」「若い」「高成長」と定義した場合に、向いていない人と向いている人は明確に分かれます。それを説明していきます。

ベンチャーの新規事業が好きになれそうか?

ベンチャー企業は新規事業を立ち上げています、一つの事もあれば、複数のこともあります。その時に、新規事業が面白そうだと思えるか思えないかです。

面白そうだと思えるのであれば、第一段階クリアです。

新規事業は他の会社からパクった事しか、やっていなくて、しかもアレンジしてない。というような会社は辞めておきましょう。

ベンチャーの新規事業の市場規模や成長可能性はあるか?

知識がないとなかなか判断できませんが、その会社が、どこのだれからどうやってお金を稼いでいるのか?を把握することが大切です。つまり、お客様は誰で、何を提供しているかです。

そのお客様は増えそうですか?サービスは魅力がありますか?もっとたくさんお金を払いたくなりそうですか?

BtoCのビジネスをしている会社であれば、個人消費者としてあなた自身の判断で問題ありません。もし自分で判断できない時は転職エージェントに聞いてみると情報をくれると思います。オススメのエージェントサービス年収UP率 71%】IT業界への転職にはtypeがオススメ!【業界別利益率ランキング】

ベンチャー企業で積極性を発揮できるか?

積極性を発揮ベンチャー企業は若いメンバーが多いです。前向きで向上心が強いキラキラしたキャラクターがたくさんいます。彼らは自らチャンスを掴むために、ベンチャーを選んできます。そのチャンスは人によって違うと思いますが、主には以下のようなケースが多いでしょう。

  • ストックオプションがもらえる
  • IPOを目指している
  • ベンチャーの実績と経験を、次の職場で活かしたい
  • 自分で起業したい

といったところが多いと思います。彼ら彼女らのポジティブさや積極性は、普通の会社の上位2割が基準です。その積極性持っていないと、活躍できる側の人間にはなれません。

スイッチをオンにするのか、ギアを一段上げるのか、する覚悟はありますか?

この部分に関しては、【初めての転職者向け】誰でもすぐにできる転職先で成功するための3つのポイントでベンチャーに関わらず書いてありますので、参考にしてみてください。

ベンチャーの会社の高成長とともに、自分も成長する覚悟があるか?

ベンチャーは会社の成長が非常に早いです。(事業にもよりますが)事業を成長させるのは、従業員です。つまり、あなた自身です。自分の成長が止まると会社の成長が止まる。健全な危機感と、もう一つ、自分の成長が止まると、周りに置いていかれるという健全な危機感を持てますか?

それが持てないのであれば、ベンチャーはオススメしません。基本的な心構えは年収を3倍に上げた僕が教える・年収2倍はだれでもできる!給料があがる社員の心得5ヶ条!も参考にしてみてください。

社長や取締役は大金を手にいれても変わらない人格か?

社長の志社長や取締役がIPOした途端にバタバタと辞めていくとか、燃え尽き症候群になるとかあります。資産の額が億や10億を越えてくると別にもうこのままでいいかな?とか、会社を売却すれば100億以上もらえるなという状況になっても、変わらないかどうかです。

面接で直接本人に質問できるなら、質問してしまってもいいと思います。

何人か、それで志が弱くなったり、折れた社長を見てきましたが、それが社長の器なのかもしれません。

次で最後の注意点です。

何かを犠牲にする覚悟はあるか?

ベンチャーに転職する時に最も重要なことなのですが、「何かを犠牲にしても今の気持ちを貫き通すことができるか」です。労働時間が長かったり、土日出勤もあるかもしれません。退職金もないかもしれません。社内制度が整っていなくて経費の一部を自腹で払わないといけないかもしれません。やりたいと思っていた仕事以外の、やりたくない仕事をしなければいけないタイミングもあるかもしれません。

それでも、ベンチャーで働きたいと思えますか?

それを犠牲にしても、実績や経験を積むだけの努力を継続する自信はありますか?

ベンチャー企業に転職する時に注意する意味がないポイント

意味なしそんなことを気にしても仕方がないよという点も、紹介しておきます。

離職率は気にしない

ベンチャーの離職率が高いことは普通のことです。ベンチャーで働くには上記の注意点を自分自身に備えていないと居心地が悪くなります。だから、辞めていきます。そして、また意欲が高い人が入ってきます。

それが高成長を持続できているカラクリのひとつでもあります。

だから、離職率を気にしたところで、あなたが辞めるかどうかはあまり関係ありません。

倒産するかしないかは気にしない

会社が倒産するかしないかは中で働く人しだいです。特にベンチャーは一人が売上や利益に与えるインパクトが大きいです。全力で積極的に努力し続けていれば、会社を救えるかもしれません。

確かに中小企業は、倒産のリスクが高いのは事実としてあります。でも、その時に努力して身につけている実績や経験があれば、次の仕事はすぐに見つかります。努力せずに経験も実績もない状態で、倒産すると苦しいですが、覚悟して入社しているなら、経験も実績も持てていると思います。

大企業でも希望退職という名のリストラもあります。リーマンショックや東日本大震災も何が起こるかわかりません。倒産を気にするよりも、いつでも他の会社でも通用する経験と実績をつけることに集中しましょう。

それに、倒産は会社都合の退職になりますので、失業保険は申請すれば、手続きが完了した日から7日程度で支給されます。 参考 基本手当について厚生労働省

ちゃんと国が救済制度を作ってくれていますので、その点はご安心ください。

ベンチャー企業に転職する時の注意点のまとめ

まとめ-7会社側を見るという意味では以下の点を要チェックです。

  • 新規事業が好きになれそうか?
  • 新規事業の市場性と成長性があるか?
  • 社長や取締役は大金を持つと変わりそうか?

自分の考え方で注意しないと行けないのは以下の点です。

  • 積極性を発揮できるか?
  • 会社とともに成長する覚悟はあるか?
  • なにかを犠牲にする覚悟はあるか?

逆に注意しなくてよい点は以下になります。

  • 離職率は気にしない
  • 倒産も気にしない

ここまで書いてきましたが、ベンチャーにもいろいろあります。正社員の従業員が100名を超える規模の会社であれば、自分の覚悟がゆるくてもやっていけると思います。

ただし、給料を上げたいと思って転職をするのであれば、上記の覚悟もしっかりもって転職をした方がよいと思います。ベンチャーで働こうとする人にオススメの記事はモチベーションを維持できる|目標を達成するポイント!目標を達成する人と未達成になる人の決定的な違い!です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。少しでもなにかヒントになるものを見つけてもらえたら幸いです。

実際に僕が転職で本当に使ってよかった、おすすめの5社・転職サイトと転職エージェントをご紹介していますのでご覧ください。
使ってよかった 転職サービス TOP5転職で本当に使ってよかった、おすすめの5社・転職サイトと転職エージェント

転職サイトも検討している方は、転職サイトはどこがいい?転職サイトの特徴をまとめて比較!全27サイトも参考にしてみてください。
どこがいい? 転職サイト まとめて比較【比較】転職サイトはどこがいい?転職サイトの特徴をまとめて比較!全27サイト

企業の口コミサイトも見ておいた方がよいので、【比較】企業『口コミサイト』5つを比較!転職面接前にチェック!ご覧ください。
5つを比較口コミサイト【比較】企業『口コミサイト』5つを比較!転職面接前にチェック!

よい企業に出会えることを願っています。この記事を読んですぐに登録しない人はベンチャー向いてないかもしれません。