20代の初めての転職は不安がいっぱいですよね、僕もそうでした。
転職しようか迷っている人も、将来的な転職のために情報を集めている人も、もうすでに決意を固めている人もいます。
共通している思いは、「失敗したくない」はずです。
僕は20代で商社から、小売(コンビニエンスチェーン)に転職をしました。その詳細については、新卒で就職した会社から、転職した理由に記載してあります。時間があるときに読んでみてください。
その後、IT系、人材系と経歴を重ねて来ています。初めての転職で利用したのは、リクルートエージェントでした。
結論、リクルートエージェントに相談して本当に良かったです。
理由は自分が理解できていなかった自分に気づけたり、知らない業界や職種の事を丁寧に説明してもらえたからです。
業界や職種を知ることで視野が広がり、本当に自分がやりたい事や、できる事に気づけました。
20代の転職は、この後のキャリアを決める上でも重要な転職になります。その時の転職エージェントの選び方をご紹介します。
リクナビネクストやdodaなど総合的な転職サービスだけではなく、20代専門の転職エージェントもオススメです。
実際に僕が転職で本当に使ってよかった、おすすめの5社・転職サイトと転職エージェントをご紹介していますのでご覧ください。転職で本当に使ってよかった、おすすめの5社・転職サイトと転職エージェント
目次
20代の初めての転職で重要な2つのポイント

転職は情報が重要

転職は情報が重要・・・そんなことはわかっていると思いますが、あえて説明させてください。ここで言う情報は企業内部の情報です。
求人票には条件や、仕事の募集している仕事の概要は書いてあります。
クチコミサイトを見れば、企業内部のことが書いてあります。
でも、求人票には書けない情報や口コミサイトの情報が誤っていることがあります。
公開できない情報を持っているのが、転職エージェントなのです。
企業の口コミサイトも見ておいた方がよいので、【比較】企業『口コミサイト』5つを比較!転職面接前にチェック!ご覧ください。【比較】企業『口コミサイト』5つを比較!転職面接前にチェック!
信用できる口コミの見極め方は、企業口コミサイトで信用できる「企業の口コミ・会社の評判」見つけ方【転職】で解説しています。企業口コミサイトで信用できる「企業の口コミ・会社の評判」見つけ方【転職】
男女雇用機会均等法という法律を聞いた事がありますが、その中で、男性のみ、女性のみといった募集は禁止されています。
でも、実際のところ、企業としては女性に入社してほしい、男性に入社してほしいケースがあります。
そのような情報は求人票には書けないのです。ネットで探しているだけでは絶対にわからないです。
「育児をしているワーキングママ」をメインターゲットにしているWEBメディア会社で記事を書くライターを募集しているとします。
もちろん女性である方が、共感してもらえる記事は書きやすいですから、女性を採用したいのが本音です。
女性優遇とも、女性のみとも書けないのです。
男性の雇用機会が失われていることになります。
逆に、「結婚相談所」でも女性相談員しかいないと男性のリアルな悩みに共感しきれなかったりするので、男性を採用したいと考えていても、男性優遇とも、男性のみとも書けません。
また、間接的にそれを示唆するような表現も禁止されています。
例えば伸長や体重です。身長:175cm以上 体重:70kg以上というような表現を入れると圧倒的に男性有利な選考だ。とあからさまにわかってしまいます。
参考 男女均等な採用選考ルール厚生労働省
20代男性のリーダーが退職されたから、できれば20代男性のリーダー候補を探しているとか、女性のリーダーが育休に入ったので、できれば女性のリーダー候補をさがしている。
転職エージェントサービスは、そんな情報をもっています。
逆にそういった背景で募集している求人をオススメしてくれたりもします。
最大の特長は、合否の理由聞けることです。
なぜ、合格したのか?なぜ、不合格だったのか?がわかるので、自己成長に繋がります。
転職サイトに情報は全部のっていると思い込まずに、転職エージェントに転職サイトにない情報を聞きにいきましょう。
他の転職サイトも検討している方は、転職サイトはどこがいい?転職サイトの特徴をまとめて比較!全27サイトも参考にしてみてください。【比較】転職サイトはどこがいい?転職サイトの特徴をまとめて比較!全27サイト
転職エージェントの見極め方は、書評『転職の思考法』要約・レビュー 著:北野唯我に詳しく触れています。

OpenWork(旧Vokers)や転職会議といった、企業の口コミサイトにはたくさんの情報がのっています。
でも、その情報は全て正しいでしょうか?
もちろん、元社員が書いているので、信憑性が高いですが、参考にしている情報が3年前に書かれている情報で、今はすでに制度が変わっているということも多々あります。
企業の口コミサイトのオススメ、信憑性が高い口コミの見つけ方を参考にしてみてください。
口コミが少なくよくわからない企業も多いです。
そんな時、転職エージェントを利用していれば、転職エージェント経由で聞くことができますし、場合によっては先輩社員とのフランクな面談もセッティングしてくれます。
質問や面談を自分で企業にお願いする!という人もいるかも知れませんが、転職エージェント経由で聞くと、エージェント経由では求職者がたくさんいますので、質問が個人に対する印象と紐付きません。
これは転職エージェントの隠れたメリットでもあります。
福利厚生の制度のことを根掘り葉掘り直接企業の採用担当者に聞くのは気が引けたり、採用に影響するのではないか?と思ったりしますよね。
でも、転職エージェントは複数の求職者がいる状態なので、「Aさんからの質問です。」とわざわざ言わなくても確認できます。
逆に、個人名を伝えておいたほうが、入社後のギャップが少なくなる質問は個人名をだしたりと、転職エージェントがうまくやってくれます。
転職は知識が重要

ここでいう、知識とは業種や職種の知識です。
知らない業種や職種を自分で見つけて、勉強するには時間がかかります。
それに向いてない業種や職種を調べても時間の無駄になってしまいます。
業種や職種を網羅的に知識を持っている転職エージェントに聞く方が時間を短縮できますし、深い知識を得ることができます。
IT業界といっても広く、仕事の種類は多岐にわたります。
- システムを販売しているのか?
- システムを開発しているのか?
- 自社で開発しているのか?
- 開発を委託されているのか?
- WEBサイトを運営しているのか?
- デジタル広告を販売しているのか?
- そのサイトは自社で制作しているのか?
複合的にやっている企業もあります。
それぞれの事業によって戦略や将来性、利益率なども異なります。
転職サイトだけを見て、転職するとあれ?この会社もう成長しないな?転職活動の時に気になってた別の会社の方が成長している!ということにもなりかねません。
知らなくて得することよりも知らなくて損をすることの方が多いです。
知識は多い方が良いです。騙されないで自分で判断できるようになるからです。
転職活動期間に知識をつけるには、時間がかかってしまうので、転職エージェントを活用することをオススメします。
20代専門の転職エージェントをオススメする理由

20代に特化しているエージェントをオススメする理由はいくつかあります。
- 転職活動のフォローが丁寧
- 20代特有の不安を理解してくれている
- 実績が少なくても、可能性をアピールする方法を知っている
もちろん上記3つも理由ではあるのですが、業界の裏側を知っている僕からすると、もっと大きな理由がひとつあります。
その理由は、転職エージェントは、20代と30代以上の人とどっちが儲かるのか?という点です。
30代より20代は転職エージェントに魅力がない?

一般的には20代の平均年収よりも、30代の平均年収の方が高いです。
dodaの調査では、20代の平均年収346万、30代の平均年収452万と実に100万以上の差があります。
転職エージェントの売上は、求職者が転職をした転職先の会社からもらう紹介料です。
多くの転職エージェントは、その紹介料を以下の様な計算で企業と契約しています。
例えば、手数料率が30%だった場合、平均年収で計算すると以下になります。
20代の紹介料=346万×30%=103万
30代の紹介料=452万×30%=135万
30代の人が転職をしてくれた方が、32万円も多く売上があがります。
僕が転職エージェントなら、20代の人には申し訳ないですが、30代の優先順位を上げて対応します。
この状況は幅広い年齢に対応している転職エージェントではよくある話です。
でも、20代専門の転職エージェントでは、年収の差がここまで大きいことは珍しいですし、転職エージェントによっては、「固定金額」で契約をしているところもあります。
担当している転職エージェントにとって、売上は、ほぼ同じになります。
厳密にいうと契約している会社によって、一部手数料率が違ったり、金額の差がありますが、それほど大きな差ではないことが多いです。
逆にすでに30代の平均年収の金額を20代でもらっているのであれば、総合的な転職エージェントだけでもよいですが、オススメしません。
総合的な転職エージェントは、年収が高い人も、能力が高い人もたくさんいます。
年齢層が幅広いので、担当のエージェントが担当する求職者のレベルも高いのです。
総合的な転職エージェントだけではなく、20代専門の転職エージェントも併用することをオススメします。
年収を上げたい方には、2つの記事にポイントを記載しています。
給料が安い?手取りが少ない?年収を上げる!戦略的転職のススメ:お金のために働く?ってあり?【転職テクニック】
【年収UP率 71%】IT業界への転職にはtypeがオススメ!【業界別利益率ランキング】
転職エージェントはいくつ登録すればよい?

最低でも2社は登録した方がよいです。
一つの意見しか聞かないとそれが正しいのか?本当なのか?どうなのかイマイチ判断できません。
でも、二人以上の人に同じことを言われたら説得力が増します。
それに片方ではこんな企業を紹介されたけど、どう思う?とか迷っている時に、反対側の意見を聞くこともできます。
自分が紹介した会社については基本的に紹介先の企業のメリットを多めに話します。
競合が紹介した会社については基本的に紹介先の企業のデメリットを多めに話します。
どちらも自分が紹介する企業に魅力を感じてもらいたいので、上記のようになります。そうなると良い面も悪い面も両方聞けるので判断材料が増えます。
なので、2つ以上登録することをオススメします。
転職エージェント経由の面接を辞退できるの?と不安に思う人に【面接辞退】転職エージェントには電話?メール?当日でもOK?で詳しく書いてます。

20代の初めての転職でオススメする転職エージェント

20代専門の転職エージェントを利用した方がよいことを説明してきました。
- 求人票にない情報を持っている
- クチコミサイトの情報の裏をとれる
- 業種・職種の知識をもらえる
- 20代の中での勝負なので対応が手厚い
具体的にオススメな20代の転職エージェントをいくつかご紹介します。
マイナビジョブ20’s

ご存じのマイナビは就活だけでなく、20代に特化した転職エージェントサービスも展開しています。
特徴は、履歴書・職務経歴書の書き方のフォローが手厚いです。
総合的な転職サービスも行っているので、データ量も経験も豊富で、ポイントを抑えたアドバイスがもらえます。
ネットでできる適正診断もありますので、試しにやってみても良いと思います。意外な結果がでるかもしれません。
ウズキャリ


サイトを見てもらうとわかりますが、わかりやすく説明してくれている情報が多く掲載されています。
会社としてはい新卒も一部やっていますが、20代の若者に特化したサービスしか展開していない会社です。
20代のキャリアを魅力的にする為にサポートをすることがこの会社の理念です。
JAIC(ジェイック)

転職活動に自信はないけど、会社は辞めたいという人にオススメのサービス。
就職カレッジサービスを提供していて、どうすれば転職や就職がうまくいくのかを丁寧に説明してくれるサービスです。
第二新卒エージェント

カンタン!年収診断!ができるのが特徴です。診断された結果をもって実際にエージェントに相談に行ってみましょう。
診断結果を保証するサービスではありませんので、その点はご了承ください。
ただ、ここのカウンセラーは熱心にサポートをしてくれるカウンセラーが多いです。一度会ってみることをオススメします。
20代の初めての転職は行動あるのみ!

たくさんの転職サービスがあります。
企業との巡り合わせ、ご縁と同じように、転職エージェントとの巡り合わせやご縁もあります。一つの転職エージェントで出会えればラッキーですが、なかなかそうはいかないものです。
複数のエージェントサービスを活用して、自分とフィーリングがあう、よくわかってくれる。
また、エージェントのアドバイスに納得ができるという人に出会えるまで、行動あるのみです。
最初についた担当者と合わなければ、問い合わせ窓口から、担当者を交代してほしいことを伝えれば、だいたいのところが変更してくれます。
最後にもう一つアドバイスです。
本気で転職したいなら、すぐにでも転職したい!とエージェントに伝えましょう!これは転職活動における鉄則と言えます。
理由は一つです。エージェントも本気になってくれるからです。
初めての転職活動はたくさんの不安や悩みを抱えています。その時に支えてくれる励ましてくれる、教えてくれる人は多い方がいいです。
採用面接のポイントは面接官が暴露|20代の転職で失敗しない方法は簡単!すぐに誰でもできる!成功の秘訣教えます。を参考にしてみてください。
ベンチャーに転職したい方は、ベンチャー企業に転職する際の注意点。元ベンチャー幹部が教えますも参考になります。

