働いている人が、給料を上げたいと思うのは自然なことだと思っています。
でも、日本ではなぜか、「お金のために働いている人」を寂しい人と思われる傾向があります。
「理念」や「社会課題の解決」の為に働いていないといけないような風潮があります。とはいえ、お金は大切です。
お金を稼ぐ方法は、企業で働くだけでなく、副業をするという選択肢もありますね。
実際に年収5,000万のサラリーマンmotoさんが、著書を発売されています。
その名も、書評『転職と副業のかけ算』要約・レビュー 著:motoです。この本でも給料や年収を上げる転職の方法が紹介されていますので気なる方はチェックしてみてください。
【副業OK】転職サイトで副業OK企業を探す方法と掲載件数まとめで副業OKの企業の効率のよい探し方も紹介しています。
SimpleWORKでは、給料・年収を上げることを目指している人の支えでありたいので、給料や年収を上げる「転職戦略」や「給料査定の付け方」「オススメの業界」「スキル」を紹介していきます。
目次
給料・年収を上げるために働く戦略
年収1,000万!それは働くのであれば、目指したい金額ではないでしょうか?それだけ貰えれば、なんでもできそうな感覚になる金額ですよね。
なので、年収1,000万をもらうことを目標とした転職戦略を考えていきます。
年収1,000万の世界

年収1,000万をもらっているのは、中小企業の役員クラス、大企業だと部長クラス、グローバル企業だと課長クラスが一般的な相場です。
今は、IT系のエンジニア職とかベンチャーの幹部でも出すところはあります。冒頭でご紹介したmotoさんは様にベンチャーの幹部で年収1,000万、副業で4,000万を達成している方です。
あとは、プログラマーやエンジニア系は年収が年々上がっています。僕が20代なら、迷わずプログラマーに職種変更します。
プログラマーに興味が少しでもある方は、給料が上がるスキル「プログラミング」を習得するなら、「プログラミング無料体験」できますので、試してみるのがよいです。
プログラマーにならない限り、マネジメントする側にならないと年収1,000万にはなれません。(他に特殊な資格を持っていない場合)
でも、マネジメント経験がない人を転職先でいきなりマネジメントさせてくれるような会社はほとんどありません。
つまり、年収1,000万を目指すのであれば、どこかでマネジメントをする側になる必要があります。
年収を上げるための、転職戦略!

マネジメント側になるためには、結果を出して昇進するしかありません。
資本主義社会では、権限を持って人を使う側と人に使われる側があります。
もちろん多くの人を使う側の方が、大きな成果を出せるので、大きなリターンが得られます。
年功序列の会社では、早く昇進して、昇給することは難しいです。年功序列ではない会社で働いて早く昇進する必要があります。
どの会社が早く昇進できるか?を戦略的に考えてみます。
昇進するなら、できるだけ大きな会社で社会的に名の通った会社で昇進するほうが、給料もいいです。なにより、その後の転職が圧倒的にしやすくなります。
20代はまだ柔軟性があり、伸びしろがあると考えてくれるので、異業種、異職種でもチャレンジしやすいです。
立派な学歴がない人が一部上場の会社に新卒で入社するのは難しいですが、中途入社では学歴フィルターがあまり機能しないので、入社のハードルが下がります。
20代の人には、経験が少ない分、可能性があり、やる気を見ようとします。
なので、新卒で入社できなかったような会社でも、中途採用で入社出来るケースはあります。
中途で受けている時は、新卒で採用している時と時代も変わりますし、なによりあなた自身も成長しているからです。
新卒は同じ年齢で、同じタイミングで入社できる競合する相手が多すぎます。
中途だと、年齢はバラけますし、入社するタイミングもバラバラですから、新卒の時よりも競合が少ないです。
若い内に、小さな実績で、大きな会社に転職できる可能性を探ることをオススメします。
実際に僕が転職で本当に使ってよかった、おすすめの5社・転職サイトと転職エージェントをご紹介していますのでご覧ください。転職で本当に使ってよかった、おすすめの5社・転職サイトと転職エージェント
他にも転職サイトを検討している方は、転職サイトはどこがいい?転職サイトの特徴をまとめて比較!全27サイトも参考にしてみてください。【比較】転職サイトはどこがいい?転職サイトの特徴をまとめて比較!全27サイト
現在所属する会社で30代で年収1,000万、もしくは40代で届くならそのままいればいいのですが、少し結果を出したくらいでは、年収1,000万に届きません。
経歴に泊がつく会社で結果を出して役職がつき、年収で500万以上をGETして、さらに結果をだします。マネジメントで結果を出していることが重要です。
年収が600万以上になると、転職市場での希少価値があがります。
それだけ評価されている人が辞めるケースは少ないからです。
身につけているマネジメントスキルは、特に設立まもないベンチャー企業で重宝されるケースが多いです。
なぜかというとベンチャー企業には大企業で働いたことがある人が少なく、大企業が持っているノウハウや仕組みを欲しいと思っているケースがあるからです。
前述したプログラマーでさらに、マネジメントスキルを持っているとかなり強いです。+語学があれば、もう年収1,000万はすぐに超えると思います。
転職において、もう一つ考えないといけないことは、業界の平均年収です。給料がそもそも高い業界や職種を選ぶことが重要です。
利益率が高い業界と、低い業界があります。
基本的に「物」を扱うところ、よりも「物」を扱わない業界の方が利益率が高いです。
サービス業であっても、人を増やすと売上が増える、人数と売上が比例する関係の業界よりも、売上と人の多さが比例しない業界の方が平均年収は高いです。
利益率が高い業界は、未来への投資も積極的にしやすいので、会社が潰れる可能性も低くなります。
結論はIT業界やコンサル業界がいいのです。
昇給の状況などは、企業の口コミサイトが参考になります。【比較】企業『口コミサイト』5つを比較!転職面接前にチェック!ご覧ください。【比較】企業『口コミサイト』5つを比較!転職面接前にチェック!
給料があがる給料査定のつけかた
どこかの会社でマネジメント経験を積まないといけないです。マネジメントを通して、結果を出した実績が必要です。
そのためには、社内の評価をあげて、マネジメント側になる必要があります。
社内での評価が決まる給料査定で評価をあげる方法をご紹介します。
評価は実態よりも高くつけてもらおう!

社内で結果を出したとして、その結果を最大限評価してもらう必要があります。
適正ではなく、未来への期待も少し評価いれてもらうよう交渉しましょう。
これによって、なにが生まれるかというと、「給料に見合うだけの結果をもっと出さないといけない」と自分へのプレッシャーになります。
そして、働く基本スタンスとして、年収を3倍も可能・年収2倍はだれでもできる!給料があがる社員の心得5ヶ条!の第5条で紹介していますが、給料以上に働くことを意識し続ける必要があります。
この効果は非常に大きいです。
この気持で働いているといつのまにか給料以上の結果を出しているのに、気持ちはまだまだ!と思って努力できるからです。
実態よりも高く評価してもらうなんて無理?と思うかもしれませんが、意外と簡単です。
簡単に高い評価を勝ち取る方法

日頃から、働くモチベーションが「給料UP」であることを上司に伝えておくことがポイントです。
上司が絶対に忘れないくらい、何回も事あるごとに、その話をしておきます。
そして、いざ給料査定で自己評価をつける時に、謙遜や遠慮をすべて捨てて、これまでの結果に自信満々に高い評価を付けて出す!
これだけです。
もちろん、会社が期待する結果を出してない人には高い評価は付きませんが、結果を出して、自分のモチベーションは「給料UP」と言い続けていれば、給料UPせざるおえないです。
「給料を上げれば、もっと頑張ってくれるかもしれない。」と上司に思わせれば勝ちです。
上司は、結果を出した部下は高く評価したいです。
部下の評価が高いことが上司自身の評価が高いことにもつながるからです。
無能上司の法則

「時間がたつにつれ、管理ポストは無能な上司で埋まる」という法則をご存知でしょうか?
南カリフォルニア大学の教育学者のローレンス・J・ピーター博士が提唱している法則です。
具体的には、「職階制にいる限り、そこに勤める者は、自分の無能さを露呈する地位までは昇進できる」つまり、能力が足りないポジションまで上がってしまうということです。
なぜこの法則の話をするかというと、自分が昇進昇給する途中で、必ずこういう上司や同僚があらわれるからです。
無能な上司がいる限り、自分が昇進昇給することができなくなります。
無能上司への対応
そんな無能になってしまった上司への対応は3つ!
- 無能上司を更にもう一つ昇進させて形骸化する
- 新しい部署や他の部署のポジションを狙う
- 転職する
無能な上司を形骸化させるのは、自分が実権を握り、上司には特になにもしてもらわなくていい状態にすることです。
課長だった人を次長にして、現場をよくわからない状態にする。そして、自分は課長になってすべて決めていくわけです。
次長には決めた後や、実行した後に事後報告ですすめてしまいます。
無能な上司が上がるポジションがない場合は、意図的に他の部署のポジションを取りにいくようにしましょう。
年収の高い業界にいるならなおさらです。
他の部署のポジションを取りに行くのは、転職した先で結果を出すよりも絶対に楽です。
社内で実績が認められていますし、新しい環境と言っても会社が変わっていないので、ストレスは少なく、次の実績を出すのに有利な状況です。
場合によっては、部下を連れていくこともできるかもしれません。そうなれば無双状態になるでしょう。
無能上司が上がるポジションがなく、自分も他の部署や新規事業へのポジションがない場合は、その会社で上がることを諦めて転職しましょう。
年収の高い業界で、もっと高いポジションがあり、年収が高い会社を選びましょう。
お金を稼ぐために働くことが最強になるために?
目標金額が高い方がいい!

「お金を稼ぎたい!」という動機で働くこと自体は、問題ありませんが、手が届いてしまう金額を目指してしまうと、その金額に到達した時点で、その金額を守ろうとしてしまいます。
守りに入った人は、成長が止まってしまいますので、後は、下がるしか道がのこされていません。
目標の金額に到達したら、更に目標金額を上げて努力を積み重ねるしかありません。
目指している年収よりも高い年収をもらっている人や仕事のスケールが自分よりも大きな人とコミュニケーションをとるようにしましょう。
考え方や見えてる世界を知ることができ、目指すべき方向性がはっきりします。
仕事はスポーツとは違って、先天的な才能の影響は少ないので、後天的な努力をどれだけできるか!が勝負です。
才能なんて関係ありませんので、だただた地道に努力を積み重ねていきましょう。
オススメする業界はここ!
ここまで戦略と努力で給料・年収を上げる方法をご紹介してきましたが、若くして給料が上がりやすい業界をご紹介します。


東洋経済オンラインが発表している業界別のランキングです。
15位のインターネット附帯サービス業を見てください。
15位だとそんなに高くないように思うのですが、平均年齢が34.1歳と一番若いです。
それに勤続年数も他の業界が10年以上なのに対して4.7年と短い!
勤続年数が短くても、若かくても、高い年収をGETできる業界はインターネット系の会社なんです。これを見れば明らかですよね。
転職をするなら、IT系の企業へ転職しましょう。IT業界への転職にはtypeがオススメです。なんと年収UP率71%と驚異の数字を誇っています。
給料があがるスキルを身につけよう!
マネジメントが給料を上げる方法で、オススメの業界はIT系、次は、職種のオススメです。

プログラマー
プログラミングでWEBサービスをつくった人が、そのサービスを何億で買い取られた!というニュースがたまに報道されますよね。
1億以上ではなくても、サービスやサイトはバンバン買い取られています。
でも、営業職をやっていて、いきなり1億円でなにかを買います!とか言われる事はないですよね?
プログラマーは、巨万の富をもたらすサービスを作り出す可能性がある職種なんです。
実際、前職でも、数千万円でサイトを購入したりはしていました。
もし僕が20代で独身だったら、プログラミングを勉強できる会社に転職しています。
会社が潰れたりしても、プログラミングで面白いサービスを作ったり、誰かからの依頼で作ったりすることができれば、食べていけます。
AIが発展すれば、必要なくなるとか言う人もいますが、なくならないと思います。AIもメンテナンスも必要です。
そのメンテナンスをするのは、プログラマーです。
今はプログラミング教室があり、無料体験できますので、試しにやってみることをおすすめします。給料が上がるスキル「プログラミング」を習得するなら、「プログラミング無料体験」をしよう!
マーケティングorプロモーション
マーケティングや、プロモーションで成果が出せる人材は価値が高いです。
プログラマーも発想は同じなのですが、「1対無限大」つまり、一人で無限大のターゲットに影響を与えられるます。
それだけの影響をあたえる可能性があるので、給料・年収ともにあげることができます。
今、営業系でプログラミングが向いてなさそうな人にはマーケターを目指すのは、いいと思います。
マーケティング入門書として、必読の3冊を紹介しています。マクドナルド、USJ、ドリルの本です。詳細は2019年版【マーケティング入門】マーケティング初心者の必読本3選【おすすめTOP3】
マネジメント
プログラミング、マーケティング、プロモーションのどれかを身につけて、かつ、マネジメントができるとほぼ無双状態に近づきます。
もちろんマネジメントだけでもOKでは、ありますが、なにかとかけあわさっていると更に強いです。
マネジメントは、与えられた権限をフル活用して、チームで最大の成果を出すことができます。
株主が企業に投資しているように、企業の経営陣がマネージャーに投資しているようなもんで、会社の資源と権限を託して最大限の結果を出すことが求められています。
マネジメントに関しては、マネジメントコーナーに上達するポイントなど書いてありますので、見てみてください。
まだ、マネジメント経験がない人には、初めてのマネジメントで考えること、マネジメントの定義を3分で解説【初級】がオススメです。
既にマネジメントを経験されている方は、僕の失敗経験から考えだしたマネジメント能力を上げる5つのポイント!これだけできれば、マネジメントの質が上がる!が共感出来るポイントが多いのではないでしょうか。
まとめ

お金を稼ぐことが働く動機でもまったく問題ありません。むしろ健全だと思います。
たくさんお金を手にした時に、そのお金をどう使うのか?という目的がはっきりとしていなくても、自分の生活に余裕ができたら、漠然と他人のために使うとかでも、いいかもしれません。
欲しい金額以上にお金が手に入ったら、交通事故の遺児や、親を早くに亡くしてしまった子供達を支えている基金に寄付するとかもいいですね。
お金の反対意見として、「理念」や「思い」を押し付けてくる人がいます。社会課題を解決するために働くべきだ!と。
もちろん「理念」や「思い」のために働くことも、ぜんぜんいいと思います。
「理念のために働いていること」と「お金のために働いていること」も、どちらにも、優劣などないですし、否定し合う必要はありません。
どちらも大切だと思いますし、どちらを重視するかは個人の自由です。
だから、「お金のために働いていること」を主張することも、恥ずかしいことではないです。お金があれば解決できる社会課題もたくさんあります。
お金のために働くのであれば、小さい金額ではなく、とんでもなく大きな金額を目指して、努力し続けて、必要以上に稼いだら、社会貢献にお金を使うことを目標にしてみてはいかがでしょうか?
転職で年収を上げることを考えている人は年収を上げる失敗しない転職活動のタイミング【転職テクニック】を見極めた方がよいです。
利用する転職サービスで迷っているなら、転職で本当に使ってよかった、おすすめの5社・転職サイトと転職エージェントをご覧ください。
既に転職済みの方は、転職先で成功するための3つのポイント・中途入社の強みを活かす方法は誰でも実践できますので、ぜひ、やっみてください。
今の会社で、マネジメントを目指すのであれば、【社会人の常識】新卒・新入社員に話すべき4つの心得・知らないと給料が低い、うだつの上がらない社員に?を知っているのと知らないのでは、大きな差になってしまいます。
最後に、僕がたどって来た経歴の記事は新卒で就職した会社から、転職した理由にありますので、お時間があれば、目を通してみてください。